うさぎの病気と症状:うさぎの病気を正しく理解して、早期発見につとめましょう。

うさぎの病気と症状

餌を全く食べないのは、うさぎにとって致命傷とも言える事態です。

飼い主さんが「ちょっとおかしいな」と思われた時には、ほぼ間違いなくどこかに異常があります。日々の注意で発見できる事もたくさんあります。うさぎにとっては、異常が起こってから3日間が勝負ですので、ちょっとした違和感などを感じられたら、すぐに病院に連絡するべきでしょう。

うさぎの病気は分かりにくい?

うさぎは犬やネコと違い、生態系の中では弱い立場の動物です。その為、具合が悪くなっても体が動く限り元気な素振りを見せたりするため、飼い主さんの発見が遅れてしまう事がよくあります。早期発見であれば助かる事例も、発見が遅れた事で難しくなる事がよくあります。ここではよくある病気とその症状についてご紹介致します。少しでも飼い主さんの早期発見の手助けになれば幸いです。

 

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骨折のレントゲン写真

圧迫骨折:脊髄が圧迫されて潰れたような骨折です。

骨折

うさぎの骨は弱く、自分で勢いよくジャンプした際に骨折してしまう事も珍しくありません。また、無理な持ち方をしたために骨折する事や、ドアなどに軽く挟まれた場合にも骨折する事があります。

骨折時の症状

犬やネコであれば、びっこをひいて歩くなどの症状を見せるので発見しやすいのですが、うさぎの場合はじっとしている事が多いので、いつまでも動かないなどの場合には調べる必要があります。また「いつもと違う姿勢を取る」「餌を食べない」などの症状を見せる事もあります。

 

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異常発酵(お腹にガスが溜まる)

うさぎの盲腸の中には微生物(正常細菌など)がおり、腸とのバランスを保ちながら食物を消化しています。ところがこのバランスが崩れると、腸内で消化できない食物や異物が異常発酵を起こしガスがお腹にどんどん溜まっていきます。原因として大きいのは、食生活の偏りなどです。人間と同じで年令を重ねたうさぎほど、食生活の影響を受けやすくなっています。4歳以上のうさぎは特に食生活の影響を受けやすいと言えます。

異常発酵時の症状

餌や糞をまったく食べない、お腹が張っているような気がする時は異常発酵が疑われます。この症状はすぐに死に至ることもある大変危険な病気です。上記のような素振りを発見したら、一刻も早くご連絡ください。

異常発酵のレントゲン写真

異常発酵:右側の空洞のような箇所がガスです。

 

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歯が突き出たレントゲン写真

下の歯があごの骨を突き破っています。

歯の異常(伸び過ぎた歯など)

うさぎの歯は一生伸び続けます。正しい食生活をしていれば、自然と歯もすり減っていきますが、柔らかい野菜のみを与えつづけたり反対に固いペレットだけなどを与え続けたりすると伸び過ぎた歯の噛み合わせが悪くなり、そのままの状態でさらに伸び続けていきます。左のレントゲンは、下の歯が上に伸びきれなくなったため下あごの骨を突き破って伸びていった状態です。今はかじり木なども販売されていますが、それだけに頼らず正しい食生活をする事が一番です。

歯の異常時の症状

下の歯があごの骨を突き破る時にはかなりひどい状態です。あごをさわってボコボコした感触があれば、この状態が疑われます。また、奥歯の伸びは分かりづらいために発見が遅くなる事があります。口まわりがよだれだらけや、食欲が落ちているなどはすぐに調べる必要があります。

 

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結石・鼻涙管閉塞その他の病気として、腫瘍や尿結石、鼻涙管閉塞などがあります。
腫瘍などの発見は飼い主さんが見つける事は大変難しいため、定期検診をお勧め致します。

※左が結石で、右が鼻涙管閉塞処置中の写真です。