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Category:呼吸器疾患

2021年8月5日
スナッフルは病名?

注意したい考え方

スナッフル(snuffle)とは研究社新英和中辞典では「鼻をふんふんいわせる、鼻がつまる.鼻汁をすする」とあり、もともとは症状や仕草のことです。

病状の進行に伴い、咳も認められ、呼吸のたびにズーズー、グシュグシュという上部気道閉塞音が聞こえます。またもともとこの閉塞音のことを「スナッフリング・ノイズ」といいます

1920年にWebsterとSmithが、ウサギのファームでこのような症状を発見し、原因がパスツレラ菌によるものが多かったため、病名をスナッフル、病原菌をパスツレラ菌といいます。しかし、近年ではウサギのファームの改善やほかの原因菌が次々と発見され、症状や俗名に戻ったと考えてよいと思います。スナッフルは症状、パスツレラ菌は原因菌のうちの一つといえます。

多面的な原因

細菌ではPasteurellamultocida(パスツレラマルトシダ).Pasteurellapseudotuberculosis(仮性結核菌)Pseudomonasaeruginosa(緑膿菌)などが関与している場合があるとされている。

また、栄養不良、老化、妊娠、ほかの疾患、さらに急激な温度変化、不潔な環境などがあげられ、鼻腔内異物および大切歯または前臼歯も原因となります。どの疾患もペットのウサギでは一般的であるため、化膿性鼻汁があるすべてのウサギはパスツレラ症に確患し、「スナッフル症状」の全症例が外的病原因子の感染によると決めつけるべきではないです。

進行した症例では濃厚で粘着性のある黄色の鼻汁がみられます。

豊富な粘液膿性物質が外鼻孔から排池され周辺の皮膚に痴疲をつくります。催患したウサギは前肢で膿性分必物をぬぐいます。

他には、前肢の被毛は光沢がなくなり、色あせる。

発咳はくしゃみやいびきほどー般的ではないです。

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執筆者

水前寺公園ペットクリニック院長

うさぎの病院、水前寺公園ペットクリニック院長 中田至郎

学歴

  • 熊本市立桜山中学校 卒
  • 私立真和高等学校 卒
  • 麻布大学獣医学部獣医学科 卒
  • 熊本大学医学教育部博士課程 卒業(医学博士)

所属等

  • 熊本臨床獣医師研究会
  • 一般社団法人 日本獣医エキゾチック動物学会 理事
  • 九州エキゾチック動物臨床研究会 会長
  • 日本獣医皮膚科学会
  • 公益財団法人「人と動物の会」
  • 麻酔外科学会
  • エキゾチックペットセーバーインストラクター(資格団体:一般社団法人日本国際動物救命救急協会)
  • 鹿児島大学共同獣医学部付属動物病院パートナー病院

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