Category:脱毛

疥癬

疥癬

センコウヒゼンダニによる感染が原因となります。近年の発生率は低いです。

病変は、眼・鼻周囲などの顔面部に多く生じます。

初期症状は局所的な脱毛と漿液性の滲出液が特徴的であり、その後に痴皮がみられます。また、重度な掻揮もみられ、擦過傷も形成されます。

治療

イベルメクチンの投与が有効です。

疥癬

耳疥癬(耳ダニ症)はキュウセンヒゼンダニによる感染が原因となります。

激しい掻揮が主症状で、症状が進行すると溶出液が乾燥し、茶褐色のフレーク状の獅皮が大量に形成されます。耳の痴皮の洗浄は痛みを生じ出血する可能性があるため、無理に行う必要はないです。

治療

イベルメクチンの投与で治癒がみられます。または、セラメクチン含有の滴下式駆除剤も有効です。

主な鑑別診断

  • ツメダニ
  • ズツキダニ
  • ノミ
  • 細菌性、真菌性外耳炎など

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執筆者

水前寺公園ペットクリニック院長

うさぎの病院、水前寺公園ペットクリニック院長 中田至郎

学歴

  • 熊本市立桜山中学校 卒
  • 私立真和高等学校 卒
  • 麻布大学獣医学部獣医学科 卒
  • 熊本大学医学教育部博士課程 卒業(医学博士)

所属等

  • 熊本臨床獣医師研究会
  • 一般社団法人 日本獣医エキゾチック動物学会 理事
  • 九州エキゾチック動物臨床研究会 会長
  • 日本獣医皮膚科学会
  • 公益財団法人「人と動物の会」
  • 麻酔外科学会
  • エキゾチックペットセーバーインストラクター(資格団体:一般社団法人日本国際動物救命救急協会)
  • 鹿児島大学共同獣医学部付属動物病院パートナー病院

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