Category:脱毛

皮膚リンパ腫

ウサギにおいて皮膚リンパ腫は比較的まれな腫瘍であり、犬においてもすべてのリンパ腫の3~5%程度の発生率です。

腫瘍発生部位において脱毛がみられることがあります。私の経験した症例では、外科的摘出を行ったあとに転移がみられたため化学療法も実施したが、第102病日に死亡しました。

本症例では、免疫染色と病理組織検査により中分化型のB細胞性皮膚リンバ腫が疑われたが、化学療法への反応は乏しく、また、進行も早かったため、ウサギにおいては中分化型でも低分化の拳動を示す可能性があることが示唆されました。

主な鑑別診断

体表腫瘤

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執筆者

水前寺公園ペットクリニック院長

うさぎの病院、水前寺公園ペットクリニック院長 中田至郎

学歴

  • 熊本市立桜山中学校 卒
  • 私立真和高等学校 卒
  • 麻布大学獣医学部獣医学科 卒
  • 熊本大学医学教育部博士課程 卒業(医学博士)

所属等

  • 熊本臨床獣医師研究会
  • 一般社団法人 日本獣医エキゾチック動物学会 理事
  • 九州エキゾチック動物臨床研究会 会長
  • 日本獣医皮膚科学会
  • 公益財団法人「人と動物の会」
  • 麻酔外科学会
  • エキゾチックペットセーバーインストラクター(資格団体:一般社団法人日本国際動物救命救急協会)
  • 鹿児島大学共同獣医学部付属動物病院パートナー病院

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